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ギルド結成の話し

カジノガルドが誕生して、そろそろ1ヶ月が経ちます。
たった1ヶ月だというのに、もう随分と昔のことのような気がしますが・・
ここで、あたしがゲームを始め、カジノガルドが結成されるまでの事実を記そうと思います。
これはあたしの日記みたいなものです。 興味のない方は飛ばしてくださいね。

4月の終わり頃、あたしは『セカンドライフ』というネトゲーに興味を持った。
ゲーム内で企業の株主総会まで行われるという、そのリアルな世界観に惹かれたのだ。
しかし、SLサイトを見るとそのゲームはまだ日本語版が完成していない。
英語版でインしてコミュニケーションを取る自信がないあたしは、
仕方なくそのままフラフラとネットを巡回するうち、ショットオンラインのサイトに辿り着いた。

ゴルフゲームなら、『みんなのゴルフ4』を以前にやり込んだ経験がある。
あたしは軽い気持ちでそのゲームを始めた。

しかし、始めたはいいものの、このゲームには詳しい説明書がない。
どうやってコースに出るのか?どうやってプレイヤーとお話しするのか?
そんな基本的なことさえ、あたしにはわからなかった。
誰か他のプレーヤーに聞けばいいのだろうが、チャット経験もないあたしは、
オロオロするばかり。

なんとか喋る方法を理解したあたしは、コースに出る方法を人に聞くことにした。
誰に聞くか迷った挙句、ある2人組みの男性キャラに質問した。

「すみません、初心者なんですがコースに出る方法を教えてください」
返事はなかった。
聞こえなかったのかと思い、もう1度質問する。
すると、その男性キャラは逆にあたしに質問してきた。
名前は?どこに住んでるのか?キャラはエルダ使ってるけど、リアルも女性か?などを。
少し怖くなってきたが、これもコミュニケーションの1つなのだと思い、その質問に答えた。
そして、年齢を聞かれて「15歳です」と言った瞬間、
「ガキは邪魔、帰れ」と言われた。

あたしは悲しさ、怖さ、恥ずかしさと、いろんな負の感情に押し流され、
ショットオンラインから逃げた。

その後1週間、怖くてゲームに入れなかったが、時間が経つと冷静になるもので、
今度は逆に、だんだん腹が立ってくる。
こんなことで逃げてはいけないと自分に言い、再びゲームに入る。

コースに出る方法を模索し、始めは1人で周った。ヘタクソだったら他人に迷惑かかるし。
1人で3回くらいコースに出て、それなりに出来るようになり、
だんだん物足りなくなったあたしは、本格的に他人と周ることにした。
さて、どの部屋に入ればいいものか・・・・
散々20分くらい悩んだ挙句、もうどうでもよくなり、適当な部屋に入った。

そこであたしは、親切な人に出会うことになる。キャラ名を明かせないので、
仮にAさんとしておこう。
Aさんはあたしにゲームの遊び方を教え、必要なアイテムをくれて、
いろんなサポートをしてくれた。
Aさんがいなかったら、あたしは今このゲームをやり続けていないだろう。

その後、けんちゃん(kenji1108)に出会う。
突然話しかけられ困惑するあたしに、けんちゃんは軽い喋りで緊張を解いていってくれた。

それからはAさん、けんちゃん、あたしの3人で毎日コースに出ていた。

その頃からだろう、あたしはギルドという存在を知った。そして自分でギルドを作ろうと決心する。
ギルド名は『深夜のお茶会』。
けんちゃんは大賛成で、メンバー第1号になると言っていたが、Aさんには反対された。
ギルドは簡単なものじゃないと。たくさんの人が集まるだけに、人間関係が大変だそうだ。
あたしに複雑な人間関係を処理できるわけもなく、ギルド結成は夢と消える。

数日後、突然知らないキャラから声をかけられた。それはAさんのサブキャラだった。
Aさんは自分がギルドを作り、そこにあたしとけんちゃんを入れてくれるそうだ。
あたしも、けんちゃんも自分達のギルドができると大喜び。
ちなみに、そのAさんのサブキャラの名前は、☆魔天使☆です。
今では☆魔天使☆がメインだけどね。

それからの天ちゃんは凄かった。ギルド結成にはレベル30以上でなければならない。
天ちゃんは1週間で一気にレベルを30まで押し上げた。信じられないハイスピードだ。

その頃、あたしはそれまで使っていたキャラを捨て、新しいキャラを作っていた。
何故キャラを作り変えたのか。それは名前が悪かったから。
前のキャラの名前は、『スカルマッシャー』 
名前の意味をよく聞かれ、その度に「大阪弁で『どたまカチ割ったろか』です」と言うと、
何故か微妙な空気が流れてた・・
あたしはカワイイと思ったんだけど。
まぁ、変な空気になるのが嫌で作ったキャラが、今の『のの姫』
あたしの名前は、野々姫と書いてののみと読む。
本名のほうが愛着も湧くだろうと思い、この名前にした。

ギルドが結成される数日前、かくちゃん(kazu76)を紹介される。
結成される前からメンバーは4人もいる。前途有望なギルドだ。
かくちゃんは当初、あまり喋らなかった。
人見知りするのかもしれないと思い、あたしも無理に話さなかったが、
今ではすっかり仲良しになり、いつもお世話になっているのが不思議な感じ。

そして6月22日深夜。あたし、かくちゃん、けんちゃんの3人は噴水の前の椅子で待っていた。
もうすぐレベル30になる天ちゃんを。
天ちゃんからささやきで、「もうすぐレベル30だから」と言う言葉を聴き、
あたしは妙な興奮を感じていた。
普段あまり喋らないかくちゃんがよく喋る。逆によく喋るけんちゃんが喋らない。
2人も緊張してたのだろう。

天ちゃんが帰って来た。 まだレベル29だった。
あたし達は4人でコースに出て、最後のレベル上げを手伝う。
神様の粋な計らいだ。
レベル30になった天ちゃんとあたし達は、先を競うように校長先生の前へ行き、
ギルドの申請をした。

その後、人のいない2chへ行き、今後の方針を話し合う。
そして、最後に4人でバンザイをしようという話になる。
・・・が、慌てたあたしは、間違えてウインドウズボタンを押してしまい強制終了。
バンザイの手前で接続が切れてしまった。なんとも締まらない話しである。
すぐにインすると、3人は待っててくれた。
そこで、あらためて4人でバンザイをする。

この瞬間、カジノガルドが誕生しました・・・

それからの事は、メンバーのみなさんもよくご存知だろう。
毎日のようにメンバーが増え、天ちゃんの人さらいスキルがドンドン上がる。
けんちゃんは最近、まったく来なくなってしまった。
カクちゃんは今や、セミプロに出世した。

これからもいろいろ、嬉しい事や楽しいこと、また辛い事もあるでしょう。
でも、カジノガルドに来て良かったと思える毎日であることをあたしは信じます。

by nonomiroom | 2007-07-21 02:00